コートカードとは
コートカードは、人物を表しています。(人物札)
それぞれの人物の役割・キャラクター性が起こす出来事、与える影響などとして解釈。
四大元素ごとに、ペイジ・ナイト・クィーン・キングの4つの役割があり16の人物で構成。
- ペイジ・・・地
- ナイト・・・風
- クィーン・・・水
- キング・・・火
コートカード四大元素×キャラクター
ワンドのペイジ
ワンド(火) × ペイジ(地)
ペイジは、未熟だが 物事にひるまず、真っすぐな若者です。
やる気と若さに満ち溢れている。
目の前のことに期待を抱き、熱意をもって物事に取り組もうとしています。
【ネガティブ】
まだ未熟であり、考えも浅いため ミスに注意が必要。
自分ひとりで解決できない場合は、年長者や経験者に助けを求めよう。
反骨精神
気まぐれ
反抗心からの行動
ワンドのナイト
ワンド(火) × ナイト(風)
自信に溢れ、野心に溢れた若々しい青年。
騎士のように、パワフルに、積極的に動き回る。
恐れや不安に打ち勝ち、猪突猛進に目標に向かっていく。
【ネガティブ】
自信過剰に陥り、周囲の反感を買う。
後戻りできない。
望まぬ変化に戸惑う。
攻撃態勢。
ワンドのクィーン
ワンド(火) × クィーン(水)
しなやかで力強い魅力的な女性。
頼れる 女性。
まわりの人々が引き寄せられる。
注目を浴びる。
何事にもポジティブに取り組めるようになる。
リーダーシップが発揮できる。
恋愛での情熱的な感情。
セクシーな魅力。
【ネガティブ】
良かれと思ったことが、マイナスへ働く。
嫉妬や誤解に見舞われる可能性。
身勝手さが目立つ運気。
我が強くなる。
自己中心的。
冷静さの欠乏。
周りへの配慮を大切に…
ワンドのキング
ワンド(火) × キング(火)
周囲を圧倒するカリスマ。
強いパワーが満ちている。
周囲を味方につけて、困難なことがあっても結果につなげる。
誰にも負けない情熱と強烈なリーダーシップ。
目標に向かって真っすぐに進んでいくことができる。
自分に自信があるから、恐れもない、もっと上に行きたい。
自分にしかできないことをしたいという気持ちで、次々と扉を開く。
【ネガティブ】
強引に物事をコントロールする。
自分中心になりすぎて、批判をあびる。
熱くなりすぎて、冷静な判断力を失っている。
カップのペイジ
カップ(水) × ペイジ(地)
心・感情・感性・芸術・愛情・愛・恋
【人物像】
可愛くユニークな人物。
愛嬌があり、ユニークな発想の持ち主。
【心理状況】
想像力豊か。楽しみたい。ひらめきがある。ユニークでいたい。
彼の発想はとても豊かです。
カップから顔を出している魚は、彼のアイデアや発想です。
カップは感性を象徴しているので、ユニークな感性・パーソナリティーを持った人物像として描かれています。
【ネガティブ】
彼の豊かな発想が暴走すると、【つかみどころのない人】【変わった人】として見られてしまうことも否めません。
カップのナイト
カップ(水) × ナイト(風)
【人物像】
優しくロマンに溢れた男性。
優しい、愛を注ぐ、思いやりがある男性(もしくは、男性的な女性)。
【心理状況】
受け身で情緒的。
受動的。愛されたい。愛していたい。情緒的(ロマンチスト)でありたい。
彼はまさに『白馬に乗った王子様』
愛・ロマンを大切にし、人に優しく ソフトな印象。
男性でありながらも、柔軟さ・受動性・情緒性が協調された男性像。
【ネガティブ】
人の気持ちを考えすぎて論理的に物事を決められない。
気持ちが不安定になる。など。
カップのクイーン
カップ(水) × クイーン(水)
【人物像】
繊細な女性。
家庭的・繊細・慈悲深い女性(もしくは女性的な男性)
【心理状況】
穏和でいたい・繊細である・芸術的な感性・保守的でありたい
自分の心であるカップに蓋をしています。
とても繊細で、傷つきやすいのでしょう。
ガラス細工のような心を守るために…。
でも、その分 人の心や痛みを知っている女王なのです。
心優しく、美しいものを愛し、慈悲深い女王さまだといえる。
内向的で繊細。
カップのキング
カップ(水) × キング(火)
【人物像】
寛大で包容力のある男性
【心理状況】
おおらかな気持ちでいたい、温かな気持ち、受動的
慈悲深く、包容力のある懐の深い人物。
カップは、受動的なスートなので、キングですが受動的なキャラクターです。
行動的・情熱的ではなく、受け入れる力が深く大きいのです。
論理や自分の考えで割り切らず、目に見えない『心』を大切にしてくれる。
【ネガティブ】
感情に振り回されやすい。
自分の好き嫌いなど感性で人を振り回してしまうことも…。
ソードのペイジ
ソード(風) × ペイジ(地)
【人物像】
機知に富む若者。
研究熱心な若者・学生。
【心理状況】
淡々としたい。要領よくいたい。マイペースでありたい。
彼は、軽やかな思考を持っています。
軽やかに言葉や情報を扱うことが得意な若者です。
思考が軽やかで、流行や情報に敏感、フットワークが軽いのが彼の魅力です。
しかしまだ経験も浅く未熟ではあります。
【ネガティブ】
彼のそういった才能が「浅はかさ」「凶器」として他人に映ることがあるかもしれません。
ソードのナイト
ソード(風) × ナイト(風)
【人物像】
スマートで手際の良い男性。
論理的・秘書的・手際の良い男性(もしくは男性のような女性)
【心理状況】
冷静さと素早さ。
効率的でありたい。素早くしたい。先回りしたい。論理的でありたい。
行動範囲が広く、アクティブ。
ナイトの中でも最もスピード感がある。
素早さが強調されている。
剣は思考を象徴するので、行動が早いというよりも
「思考が早い!」「頭の回転が速い」といったニュアンス。その結果、行動も早いと言えるでしょう。
ワンドのナイトとは違い、思い付きや情熱だけでは行動しません。
必ず、行動の裏付けには「思考」がある。
頭の良さと、スピード感に溢れている。
ソードのクイーン
ソード(風) × クイーン(水)
【人物像】
論理的で冷淡な女性
論理的・現実的・厳格な女性(もしくは女性的な男性)
【心理状況】
強い意志
妥協なくやりたい。容赦なく決断したい。単刀直入でありたい。厳しくいたい。
空を飛ぶ「黒い鳥」の数に注目すると、ソードのコートカード(キング・クイーン・ナイト・ペイジ)の中で
一番少なく1羽だけ描かれています。
「黒い鳥」の数が少ないほど、その人物の厳しさが増します。
4人のソードのキャラクターの中で、一番「キッパリ」しているといえます。
一番厳しく、感情に流されずに理知的に物事を計り判断する能力に長けている女性。
ソードのキング
ソード(風) × キング(火)
【人物像】
論理的でクールな男性
論理的・現実的・冷淡
【心理状況】
妥協なしにやりたい。容赦なく決断したい。
風は、現実的な価値観・物事を象徴。
彼は、論理的な思考により分析力と決断力を手にした人物です。
風も火も能動的なエネルギー(男性性)のため、自発的で能動的である。
彼の魅力は、論理的で決断力に富み、感情に振り回されないこと。
【ネガティブ】
辛辣さ、頑なさとして現れることも。
ペンタクルのペイジ
ペンタクル(地) × ペイジ(地)
【人物像】
努力家・安定志向、有能でマイペースな若者。見習い、学生。
【心理状況】
現実思考。手堅くいたい。丸く収めたい。保守的でいたい。学びたい。
彼は、現実的な知識習得を目指し、学ぶ者です。
社会人になるための知識でしょうか。
専門家になるための知識かもしれません。
小さな『きっかけ』を現実的な成果につなげるために努力している若者です。
まだ、芽が出たばかりの状態。
これから、時間をかけて成長していくのです。
見習い期間の人、学生さんなどに展開されることが多いようです。
彼の強みは、コツコツと未来に向かって努力を続けることができることです。
ペンタクルのナイト
ペンタクル(地) × ナイト(風)
【人物像】
堅実で有能な男性
用意周到な男性(もしくは男性のような女性)
【心理状況】
堅実でいたい。着実でいたい。役に立ちたい。現実的でいたい。
彼の乗っている馬は黒く、停滞や時間を要することを象徴しています。
アクティブではありますが、一番スローで着実に物事に対応するため、スピード感はありません。
しかし、安心感と安定感にあふれたナイトです。
【ネガティブ】
時として、スローすぎる。保守的すぎる。
ペンタクルのクイーン
ペンタクル(地) × クイーン(水)
【人物像】
心優しい不動の女性。
実利的、豊かな知恵、堅実な女性(もしくは女性的な男性)
【心理状況】
堅実でありたい。実利的でありたい。不動の精神。安心・安定を持っていたい。
受動的な地のスートの女王です。
保守的で現実的。まさに良妻賢母のイメージです。
現実的な価値観を持っているため、金銭の使い方も堅実でしょう。
うつむいているのは思案している様子を物語っています。
何が損で得なのか、何が有効的なのかを慎重に現実的に思案しているのでしょう。
安定、安全を好み、地に足を付けた考えで、大切なものを育み守る力に長けています。
ペンタクルのキング
ペンタクル(地) × キング(火)
【人物像】
物質的豊かさを持つ男性
経済的に豊か。知恵が豊か。堅実な男性(もしくは男性のような女性)
【心理状況】
堅実でいたい。実利的な考えでいたい。不動の精神でいたい。
『地』は現実的な価値観・物事を表します。
彼は、地に足の着いた知識と豊かさを手にした人物と言えます。
ペンタクルは「受動的」ですので、保守的なキャラクターとなります。
経済力や知識を持っていて保守的となると・・・頑固者になることも。
彼の魅力は、堅実で安心感、信頼感を持てるところであり、頼れるところでしょう。
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